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アポロ計画に携わったロケット・サイエンティスト達がウォール街で始めたといわれている金融工学。現在それは金融という枠を超え、企業のデューデリジェンス、マーケティングコスト適正モデル、行動ターゲティングやプロスポーツ選手の将来価値算出まで、実に多くの分野で活用されています。まさに、膨大なデータからモデルを構築し、現在の適正価格や将来価値まで推測可能とする金融工学的アプローチが、現代社会にとって不可欠な手法であるという事実の表れでもあります。
インターネットの進化は、ウェブという無限の広がりを持つ多次元空間によって、時間、距離、情報、モノ、サービスの概念を劇的に変えました。道具の発見や産業革命に匹敵する人類史上稀にみるパラダイムシフトであったといえるでしょう。それは、それまである特定の、限定された環境に存在する人々のみが扱えた情報や技術をいとも簡単に、多くの人が享受できるものへと変貌させたのです。
金融工学の分野も例外ではありません。以前は汎用コンピューターで計算していた内容が、現在はウェブ空間に動的なコンテンツとして自由に存在します。クォンツ・リサーチが提供するコンテンツの大半も、かつては特定の人のみが使用していたシステムと同等以上のクオリティを有していますが、ウェブの閲覧環境さえあれば利用可能で、殆どのコンテンツは PCサーバーにて計算されています。
このように、インターネットの進化は、我々人類の価値観をも変化させるほどのインパクトを持っています。であるからこそ、何をコンテンツとしてウェブ空間に送り出すのか。この課題は、金融工学の未来とも重なってきます。計算・分析するデータの原資産は金融にとどまらず、あらゆる分野に拡張していくでしょう。その中には、私たち人類が直面し、解決を迫られている“危機”や“現実”も含まれるはずです。たとえば排出権価格、カーボン・オフセット商品の価格、農業生産法人の将来キャッシュフローおよび生産者価格へのヘッジなど、金融工学の手法で計算することが可能な難題は多々存在します。そして、その計算結果をウェブ空間に提供することが、更なる人類及びコンテンツの進化へと繋がっていくのです。
そのコンテンツの進化こそが、クォンツ・リサーチのビジネスの無限の可能性を指し示しています。これからもクォンツ・リサーチは、コンテンツ・プロバイダーとして、自然科学を活かした価値あるコンテンツを提供し、社会に貢献することを使命として進化し続けます。
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