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経済活動の主要な構成要素であるモノやサービス。そこには必ず、「価格」という尺度に置き換えられた「価値」が存在します。
通常の経済環境では「価値」が高いモノであれば「価格」も高く、「価値」が低いモノは安いということになり、「価格」もその単位である「おカネ」も、「価値」を知るための道具として機能しています。しかし時として「価格」は、「価値の尺度」という役割を離れ、暴走してしまう危険を孕んでいます。
たとえば、経済学においては「市場は万能で、価格は需要と供給により決定する」とされてきました。しかし現実には、適正な価格決定メカニズムが働く市場構造がなかったり、特定の財に対する投機があったり、公正な取引が行われていてもマーケットそのものに歪みがあったりと、「価値の尺度」である「価格」が適正な水準から乖離してしまうことが少なくありません。つまり、「適正な価格」は、必ずしも「市場価格」と一致してはおらず、そのズレはやがて経済活動の失敗となりかねない危険性を内包します。
あらゆるモノやサービスの“適正な価格を発見すること”の重要性はここに在ります。個々の「価格」の総体が経済であり、円滑な経済活動のためにはより精緻に、そして定量的にそれぞれの“適正な価格を発見”しなければなりません。そして、この市場経済において“適正な価格”を“発見”することができる唯一の手法、それが金融工学的アプローチなのです。私たちはこれを超える手法を未だ獲得していません。
だからこそクォンツ・リサーチは、「モノやサービスの適正な価格を発見する」という信念の元、数学、物理学や経済学など、多角的学問領域と接点を持つ金融工学という手法を専門的に用いるコンテンツ・プロバイダーとして存在するのです。
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